藤沢市点字図書館との共催事業

2024.9.13 秋の生涯学習バスハイク

 今回は利用者14名、サンウォーク17名、点字図書館2名の合計33名の参加で、9時に相鉄ローゼン湘南台店前を出発しました。出発時は空は青空、厳しい残暑でしたが、箱根に近づくにつれて雲が出てきて、途中霧雨が少し。大涌谷の箱根ジオミュージアムに着いた時には、肌寒さを感じるほどでした。ここから2班に分かれて、箱根ジオミュージアムと大涌谷を見物しました。

 箱根ジオパークは、プレート境界という世界的にも特異な場所に形成された箱根火山と周辺の地形・地質を大切に守りつつ、国際的な観光に活用し、併せて地域の教育、産業、防災などにも役立つ取組みを目指して活動しており、「箱根ジオミュージアム」では学芸員さんの丁寧な説明で、様々な岩石に触ったりして箱根の成り立ちを体感しました。

 その後、みなさんが楽しみにしていた名物の「黒たまご」を買って、大涌谷の火山活動も体験したのち、箱根園へ移動。ゆったりと昼食とお土産の買物を済ませてから、午後2時05分発の遊覧船に乗船し、15分間でしたが芦ノ湖の遊覧を楽しみました。

 箱根関所跡港で下船し、先回りしていたバスで帰路に着き、午後4時少し前に湘南台に到着しました。以下、写真です。

 

2024.6.6 ボランティア基本講習「誘導」

 今年も藤沢市点字図書館のボランティア基本講習の「誘導」をサンウォークが担当しました。「視覚障がい者への接し方」の話しの後、声掛けから誘導の基本姿勢や狭いところの歩き方をサンウォークのメンバーによる実演で理解してもらい、その後受講者同士でペアを組んで誘導の実践を体験してもらいました。サンウォークメンバーの指導のもと、主に障害物の越え方、狭いところの通り方、階段の上り、最後に椅子への腰かけ方を体験していただきました。

 この体験で街中での視覚障がい者を見かけたときの声掛けも自信をもってできるようになるのではないかと期待します。また、うまく行かないことが多々あっても、楽しく実践しておられたのが印象的でした。休憩時間には、様々な見え方のゴーグルも体験してもらい、見え方の理解を深めていただきました。以下、写真です。

2024.5.20 春の生涯学習バスハイク(2024年度から「生涯学習バスハイク」という名称に変わりました) 

 今回は「宮ヶ瀬ダム」で、利用者16名、サンウォーク19名、点字図書館3名の合計38名の参加でした。

 到着後、まずダムの「観光放流」を見て音と水しぶきに感心し、放水によるきれいな虹も見ることが出来ました。その後エレベーターで堰堤の上まで上がり(ダムの高さは156メートル)、「水とエネルギー館」で名物?「ダムカレー」(おいしいけどちょっと辛め)を食べたあと、2階のレクチャールームで、係の方から宮ヶ瀬ダムの歴史やダムの役割などの講義を受け、昨日できたばかりというダムの陶器模型などを見て触って、しばらく自由時間を過ごした後、バスで帰路につきました。

 暑すぎず比較的快適な気候で放水やカレーを堪能したバスハイクでした。以下写真です。

2023.11.10 文学歴史バスハイク 

 今年度秋の文学歴史バスハイクは富士吉田市の「北口本宮富士浅間神社」で、参加者は利用者16名、サンウォーク20名、点字図書館3名の総勢39名でした。当初計画は浅間神社と「山中湖文学の森」でしたが、雨模様で足元がよくないので、文学の森は中止とし、帰路にサービスエリアで買い物の時間を取りました。

 トップページにも記載しましたが、浅間神社の案内係の禰宜の説明が大変分かりやすく、神社全般にわたって様々なことを教えていただき、まさしく文学歴史バスハイクでした。また。神社周辺の紅葉は真っ盛りで真っ赤な紅葉が鮮やかで、大きな銀杏の木のまわりは落葉で黄色の絨毯になっていました。

 昼食は神社横の「浅間茶屋」で山梨名物ほうとうをいただきました。

 今回は都合によりマイクロバス2台になりましたが、サンウォーク会員二人によるハーモニカとカリンバの演奏を午前と午後それぞれの車両でやっていただき、みんなで合唱も交えて楽しみました。

 9時に出発し、予定通り午後4時過ぎに湘南台に帰ってきました。以下写真です。

2023.7.7、7.14 藤沢市点字図書館誘導介助ボランティア講習

 3年に一度の藤沢市点字図書館「誘導介助ボランティア講習」は今回はサンウォークの担当で、1日目は総合市民図書館での講義とその周りの誘導体験で、かなり急な下り坂、狭い上り階段などを体験してもらいました。2日目は湘南台駅でエスカレーターの乗り降り体験をしてもらいました。初めは慣れていないので少し苦労されていましたが、だんだん慣れてきたようでした。その後湘南台公園で、埴輪の像などの造形物の説明体験、そしてトイレを実際に見ながら説明の仕方を勉強しました。以下、写真です。

2023.5.26 ボランティア基本講習「誘導」

 今年も藤沢市点字図書館のボランティア基本講習の「誘導」がサンウォークによって実施されました。まず南部会長による「視覚障がい者への接し方」の話しの後、声掛けから誘導の基本姿勢や狭いところの歩き方をサンウォークのメンバーによる実演で理解してもらい、その後受講者同士でペアを組んで誘導の実践を体験してもらいました。サンウォークメンバーの指導のもと、主に障害物の越え方、狭いところの通り方、階段の上りを体験していただきました。

 皆さん非常に熱心に取り組んでもらいましたので、誘導の基本を理解してもらえたと思いますし、街中での視覚障がい者への声掛けも自信をもってできるようになったのではないかと感じました。また、皆さん熱心なだけでなく、楽しく実践しておられたのが印象的でした。休憩時間には、様々な見え方のゴーグルも体験してもらい、見え方の理解を深めていただきました。

 終わった後に、何人かの方から「貴重な体験ができた」という言葉をいただき、講習をやった意味があったと感じることが出来ました。以下、写真です。

視覚障害にもいろんな見え方もあります
視覚障害にもいろんな見え方もあります
障害物の越え方(またぐ方法)
障害物の越え方(またぐ方法)
上り階段の誘導
上り階段の誘導

2022.10.5 文学歴史バスハイク

 点字図書館と共催の恒例「文学歴史バスハイク」が開催されました。今回は横須賀美術館です。コロナ禍でもあり利用者さんは10名で募集し、キャンセルが出て当日は9名の参加、サンウォークは12名の参加でした。

 横須賀美術館は横須賀市の観音崎の近くにあり、周囲の自然と調和した外観も素敵ですが、内部の展示室も天井の吹き抜けを使ったり、工夫されていてゆったり鑑賞できる美術館です。3グループに分かれ、それぞれ学芸員の方がついて丁寧に説明していただき、利用者さんたちからもよく分かったと好評でした。

 今回の目玉は開館15周年記念の猪熊弦一郎展で 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵の作品の中から約100点が展示されていました。猪熊弦一郎の作風が大きく変化するさまが印象的でした。

 また、常設の谷内六郎館では、おなじみの週刊新潮の表紙絵約1700点の中から「1950年代の谷内六郎」として展示されていました。独特のほっこりする子どもたちの遊ぶ姿に癒され、昭和に戻った時間でした。

横須賀美術館到着後まず学芸員の全体説明です
横須賀美術館到着後まず学芸員の全体説明です
3つのグループに分かれて説明
3つのグループに分かれて説明
いよいよ館内を見て回ります
いよいよ館内を見て回ります
本館を一度出て、これから谷内六郎館へ
本館を一度出て、これから谷内六郎館へ
谷内六郎館入口の絵の前で
谷内六郎館入口の絵の前で

2021年12月1日 文学歴史バスハイク

 藤沢市点字図書館と共催の文学歴バスハイクが、2年ぶりに12月1日に実施されました。「ふじさわパブリックアートを巡る」バスツアーで、湘南台公園の埴輪、藤沢市民会館周辺の彫刻群、藤沢市役所と分庁舎のアートを巡りました。

 まだコロナウイルスの影響もあり、午後だけの開催ということもあって、視覚障がい者の参加者は5名、サンウォークの参加者がその倍ほどでした。藤沢市にこのような素晴らしい彫刻群があることに皆さん驚くとともに、楽しんでいました。

 最後に分庁舎の壁画「めでたき富士」を訪れましたが、サンウォークの山内忠夫さんが自作の縮小版版画を持参されたので、皆さん全体像を把握できて喜んでおられました。山内さんに深く感謝です。下は山内さんの版画です。

2019年度秋の文学歴史バスハイク

 2019年度秋の文学歴史バスハイクは、「富士山5合目、自然観察」で9月25日(水)に実施されました。利用者14名、サンウォーク17名、点字図書館3名の総勢34名の参加でした。9時過ぎに湘南台駅前を出発、11時20分に富士山5合目に到着。2グループに分かれて「富士山五合目自然解説員(ボランティア)」の案内で「富士山御中道」を歩きました。樹木、草花(花はありませんでしたが)、コケ、倒木など富士山の一味違う姿を解説員の丁寧で分かりやすい説明で、手で触れたりして堪能しました。標高2300mで気温は10℃くらいでしたが、極端な寒さではなく、世界遺産富士山の自然を満喫したハイキングでした。上空は雲の多い天候でしたが、時折雲の切れ間から山頂方向を望むことも出来ました。終了後の感想もみなさん大満足で、また来たいという声もありました。素敵な企画ありがとうございました。

 高山病も事故もなく、全員元気に4時過ぎに湘南台に帰りつきました。

2019年度第一回ユニバーサルシアター

 2019年度第一回ユニバーサルシアターは7月23日に藤沢市総合市民図書館で開催されました。藤沢市点字図書館とサンウォークの共催事業で、副音声と字幕がついた視覚障がい者や聴覚障がい者も楽しめる映画です。住友商事株式会社が支援しています。参加者総数は54名で一般の方も参加されました。今回は1本30分程度の東野圭吾ドラマシリーズ”笑” を3本上映。「音声ガイドが邪魔にならず聞きやすかった」「面白かった」「今回のようなユーモアのある作品を期待したい」「またぜひ参加したい」「映画会を続けて欲しい」といった声が聞かれました。

2019年度春の文学歴史バスハイク

 2019年度春の文学歴史バスハイクは、5月31日(金)に開催されました。行先は静岡県の「三島大社」と「楽寿園」。その途中にある「三島水辺の文学碑」。参加者は視覚障がい者が17名、藤沢市点字図書館2名、サンウォーク23名。

 当日は湘南台駅前を9時過ぎに出発。東名高速道路経由で10時半頃に三島大社に到着。4グループに分かれて現地のボランティアの方々の説明で「三島大社」から「三島水辺の文学碑」を経由して楽寿園へ。楽寿園で昼食後帰路に。